こんばんはなのです^^詩音。
きょうも、ブルーレイとDVDの悩みの質問に答えてみたいとおもいます!
家庭用ブルーレイレコーダーで再生してTVで見れるように、オーサリングソフトで作成して
ImgBurnでライティング(書き込み・焼く)して出来上がったディスクをBlu-Rayレコーダー、
Blu-Rayプレイヤーに挿入したけど、再生されない、視聴できない、見れないなど
困った状態になっているひとは、多いのではないでしょうか!?
その悩みや失敗を解決するために、今回は書いてみます
この私のブログ内でも家庭用DVD作成や家庭用ブルーレイ作成の記事は多数書いていますが
なにより、設定とメディア(ブランクディスク)の問題もあって、再生できないこともあります
その他にも重要な再生できない原因があります以下参照
BD再生で困った!今まではブルーレイが再生・見れていたけど急にBlu-Rayが再生・見れなくなったを解決
■そこで、ImgBurnでのUDF設定について考えてみます
Q: ImgBurnで家庭用blu-rayレコーダーに焼くときはUDF2.5とUDF2.6はどちら?
Q: ImgBurnで家庭用ブルーレイに書き込み際はUDF2.5とUDF2.6のどちらが正しいの?
A: この質問の答えは、先に結論を言えば、どちらのUDFも正しいです
つまりは、使用するディスクに対応させることなのです
■もう1つ、混乱しそうなが「AVCREC」と「AVCHD」の違いについて
わかりやすく下図を作成しました
上の図からもわかるように、AVCHD形式は、これらの規格には入りません。
AVCHDを簡単にまとめると以下
AVCHD(Advanced Video Codec High Definition)とは
もともとビデオカメラ用に考案された規格です
MPEG-2TS方式でSD画質から最高1080p/24HzのHD画質に対応した規格
市販されているブルーレイは「BDMV形式」作成されている、DVD-VIDEOに対して、
こちらはBD-VIDEOとも呼ばれ、これがBlu-ray Disc ROMとなります
そこで、AVCHDのデータフォーマットは「BDMV」に準拠しているため、BDプレイヤーでも対応している
AVCRECはBDA(Blu-ray Disc Association)により規格化されていること
過去記事の複数DVDを1枚のブルーレイにしてTV画面でみる、複数DVDをBDMV形式のBle-Ray1枚にするmultiAVCHD編第1回目
上のリンクから画像1をみてもらえばわかるようにブルーレイとDVDの種類を図解で解説しています
AVCRECはDVDメディアにH.264のHD映像を記録するためのフォーマットです
名前が似ているため初心者さんが誤解しやすいのが以下
●AVCRECは、地上デジタル放送の番組をDVDメディアに記録できます、
これは記録方式がブルーレイ規格になります
●AVCHDは、ブルーレイとは非対応のでは記録できない、
本来がビデオカメラの規格のため地デジとはまったく関係ない
UDFとはユニバーサルディスクフォーマットのことです
以下にDVD規格とBlu-Ray規格のUDF設定を表にしてみた
DVD規格 | |
リビジョン | 解説 |
1.02 | 一般DVDビデオと同じでDVDメディアで使用されている このフォーマット規格なら読めないドライブ機器は存在しない |
1.5 | 基本これは、DVD-RAMのフォーマット規格、しかしDVD+Rでも使用される場合もある |
2.0 | 家庭用DVDレコーダーの録画に使用される、DVD-VRのフォーマット規格で録画用 |
Blu-Ray | |
リビジョン | 解説 |
2.50 | BD-ROMとBD-RE、AVCREC形式の映像で使用する規格 Blu-Rayの標準フォーマット規格,WindowsXPだと標準では対応していないので読み込みは不可で、できない仕様・ |
2.60 | 現時点で最新のBD-Rのフォーマット POW機能にに対応した、レコーダーなどでは対応していないこともあります。 POWとは「 Pseudo OverWrite(擬似書換え方式)の略」 |
★これらの表を見てわかるように、書き込みときのUDF設定は以下
ImgBurnで家庭用DVDプレイヤーやDVDレコーダーで
見るためにDVDを焼くときはUDF1.02であり
ImgBurnで家庭用BDなどで見るためにブルーレイディスク(blu-rayディスク)なら、
基本は2.5と認識して、BD-Rの時だけは、2.6と覚えておけば失敗がなくなるのではと思います
ImgBurnのUDFの設定個所
ImgBurnを起動sいたら、EZモードからの「ファイル/フォルダをディスクに書き込み」を
選択すれば、右側に表示されるので、タブから「オプション」を選択でudf2.5設定できます
画像1
■また、もう1つよくある質問でみなさんが悩むのが【ファイナライズ】です
今、現時点の規格では、ファイナライズが必要なのは、DVDのみです
ですので、ブルーレイにはファイナライズの設定はありませんし、必要ないです
■さらに、ブランクディスクについては、
自作の動画や写真などでBlu-RyaやDVDを作成するときは
基本的には、データ用のメディアに作成するのがいいです
これを勘違いして、録画用とかCPRM対応などを使用するとトラブルのもとになります
●しかし、地デジなどコピーワンスとダビング10でのブルーレイ・DVDレコーダーには
やはり、正しい録画用のメディアが必要です。
実際に私が、使用したBlu-Rayディスクは以下がおすすめかもです
あくまでも、私のパソコン環境とレコーダー環境とソフトによるものなので、他のメーカーでも
作成するには、問題ないと思います
TDK データ用ブルーレイディスク 超硬シリーズ BD-R DL 50GB 1-4倍速 ホワイトワイドプリンタブル 10枚パック 5mmスリムケース BRD50HCPWB10A
TDK 2倍速対応BD-RE DL 3枚パック 50GB ホワイトプリンタブル超硬 BEV50HCPWA3A
SONY データ用BD-RE 書換型 片面2層50GB 2倍速 プリンタブル 白 10枚P 10BNE2DCPS2
最後に、自分で撮影した動画などで自作ブルーレイを作成するには、BDオーサリングソフトが
必要です。無料ソフトなら、このブログ記事内でも紹介しているmultiAVCHDがあります
※補足1
日立ソリューションズの用語解説から一部引用
※POWとは
Pseudo OverWrite(擬似書換え方式)の略。
BD-Rディスク(追記型Blu-rayディスク)で新たに採用された書込み方式。ディスク中に書換え用の領域を持ち、ファイルシステムが既に書き込んだ領域に上書きを行った場合、ドライブ装置が自動的に書換え用の領域に書き込みを行い、あたかも上書きしたかのように見せかける。UDF規格ではLOW(Logical OverWrite)と定義されている。